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今金男しゃく 爽やかな夏の畑で~ピリカ男しゃくの今金日記~

2017/07/29

 7月6日の今金は、北海道にも本格的な夏の到来を思わせる暑い日差しが畑にふり注いでいました。

 前回(6月13日)は、まだまだ小さかった男しゃくは、もう、花をつけ始めていました。今回は、山道を登った小高い丘の上の畑にお邪魔しています。

 

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 通り抜ける風にゆらゆらと揺られながら、”太い・厚い・緑が濃い・つやつやした”葉っぱと茎、見るからに健康そうなしっかりした男しゃくは見事でした。しっかりたくましい茎・葉の姿に比べ、花はとっても可憐なんですよ。薄紫で清楚な姿、この景色も北海道の見どころの一つになるのでは・・。満開になるのが楽しみです!

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 こちらの畑の経営者の宮本 翼(たすく)さんに話を聞いてみました。

宮本さんは「農業をやりたいと思ったのは中学生の時、父の姿をみて決めていた」といいます。高校を卒業後、後継者として跡を継ぐためすぐにお父様のもと13年間農業しながら経営も学び、昨年の春からお父様に代わって農業経営者となりました。水田・芋・麦・白大豆・黒豆など合わせて46haの作付けをしています。

 

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 「農業はやればやるだけ、自分が頑張った分だけ収穫の秋には応えてくれる。毎年毎年その年で収穫量や所得が違うので緊張感があり、いい時もあれば悪いときもあり、それもまた、農業の面白さ」。また、「男しゃくは芋の中でも歴史のある品種なので、品種改良等されていない分、病気などに弱く、育てるのが難しい。だから、管理作業は手を抜かず、一生懸命やっている。また、土質づくりには特に力を入れている。小培土と中培土と必ず2回盛る。」これはお父様の時代からずっと受け継いできている作業の一つだそうです。

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 「大変でも手を抜かず、手を掛ける。そして、培土を美しく盛る。」まさしく、今金男しゃく職人。いろいろ試行錯誤してきた結果、「昔からのやり方を手を掛けずに合理化するばかりではだめ。昔からの手法はいいところが多く、それを引き継いで今金男しゃくを守っていきたい」と熱く語ってくれました。

 

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宮本さんに「今金男しゃくのここが一番!」というお題に答えていただきました。

 「今金の男しゃくは、単純な料理でもおいしく食べられる!味をつけなくても芋の味で勝負できるところ。たとえば、塩煮にしたときの香りといい、ほくほく感といい絶品!」。今金では収穫の時の芋のライマン値(でんぷん値)の基準値を高く設定しているそうで、最後まで気を抜かず、いいものを消費地に届けたいという職人の意気込みが伺えます。

 宮本さんからいただいた「今金男しゃく ここが一番!」は「今金男しゃくは香りとほくほく感が最高!」でした。

 

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 次に「今金 ここが一番!」を伺ってみました。

「あったかくやさしい人が多く、落ち着く町。となり近所との繋がりやふれあいがあるためか、一度都会に出ていた人がまた今金に戻ってくる人が多い。」

 宮本さんからの「今金 ここが一番!」は「今金は近所との”繋がり・ふれあい”があったかい!」でした。

 

 今回話を伺って、今金町は昔からの品種の男しゃくを大切に守り、昔からの今金職人の技が継承されていっていることを感じました!

 

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教えてピリカ男爵~培土って・・?

 

プリント

 

上の写真をよーくみてみるのじゃ。培土とは、「作物の株際に土を寄せる作業のこと。土寄せ」ともいう。培土をすることによって、いい芋ができるのじゃよ。培土の大切な役目は次のようなことじゃ。

一つ目は、芋の肥大開始時期に培土を行うことで緑化イモの発生を防ぐ。

二つ目は、株の根元が押さえられるので倒伏防止効果がある。

三つ目は、土中の温度を芋の肥大に最適な温度に保てる。

だから手を抜くことはできないのじゃよ。お分かりになったかな!

 

 

 

 

 

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