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田植えスタート!

2021/05/15

今金町では5月13日から田植えが始まりました。

山にはまだ雪が見えますね。小雨がパラつくなかでしたが、丁寧に苗が植えられていきます。

 

 

 

こちらは田んぼに植えれられるのを待つ、稲の苗たちの様子です。

昔からお米づくりは「苗半作(なえはんさく)」と言われてきました。『その年のお米の品質の善し悪し、収穫量を決めるのは苗の品質が半分を占めるよ』という意味です。

 

米作りはビニールハウスに種もみを播くところからスタートしますが、人間で言えば赤ちゃんの状態です。

そしてある程度大きくなったら外の世界へ出ていき、田んぼに植えられるわけですが、人間で言えば成人(?)になるようなものでしょうか。

雨風から守られ温かい環境から、急に厳しい外の世界に放り出される訳ですから稲たちも驚くでしょうね。

厳しい環境にどう対応して立派に成長するか、これは「今までどう育ってきたか」という事がとても大切になります。

体が弱くてひょろひょろの苗と、健康で元気に育ってきた苗、秋にどんな米が採れるかの大きな違いになります。

 

 

田んぼに植えられた後の様子がこちら。

小さな苗がこれからどんどん成長していきます。苗一株の茎の数が増えて大きくなりますが、これを「分げつ」と言います。

ご飯茶碗一杯のお米は、だいたい3~4株分のお米から採れます。(だいたい3,000粒くらいが、ご飯一杯分と言われています)

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