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檜山北部青年農業者学習交流会2013 開催!

2013/02/18

2月15日(金)に今金町民センターで“檜山北部青年農業者学習交流会2013”が開催されました!
参加者は、農業者が30名(うち女性12名)、関係機関19名、計49名でした。
また、会場内には託児スペースが設けられ女性が参加しやすい環境づくりがされました( ̄∇ ̄)♪

今回のテーマは「パートナーシップ経営ってなあに?〜家庭と農業は人生の両輪〜」 で、男性中心の農業経営ではなく、その妻はもちろん家族みんなが経営に主体的に参加しましょう、といった内容です。
講演会では、北海道女性農業者ネットワーク“きたひとネット”事務局長の「中村由美子」氏に講演して頂きました。


今金町では今でも男性が農業経営の舵取りを行っている場合が多いように思いますが、その妻や家族も経営についての情報をお互いに共有できれば、家族の誰かが病気・怪我をしても経営を続けることが出来ます。
また、家族の中で仕事の担当分野が明確になれば、経営者から指示を受けるのではなく、それぞれが主体的に考えて行動するようになり、経営の効率が上げることができます。
こういったことを踏まえ、これからは男性だけではなく、妻を始め家族全員で農業経営を行うべきだと、講師の中村氏はおっしゃっていました。


講演会の後には、参加者を6つのグループに分けてグループ・ディスカッションを行いました
テーマは定めず、講演会を踏まえて自由に語り合い、農家の一員として日頃思っていることや、講演を聞いて感じたことをお互いに意見交換しました。
普段は聞くことのできない農家の思いを聞くことが出来て参考になる部分が多くありました。


グループ・ディスカッションの最後には、グループごとに発表を行いました。
この中では、
・親の世代が引退した時に経営をどうするのかパートナーと話すべきだと感じた。
・経営移譲を受けても分からない部分が多く、これから学ぶべきことが多い。
・昔と比べれば若夫婦の育児に理解があるように思う。
・農業女性同士で話す場が欲しい。
・家族のコミュニケーションは取れており現状として特に不満は無い。
・経営の将来に不安を感じる。
などなど、この他にも沢山の意見等が発表されました。

このように、農業者同士が家族経営について考える機会は今まで少なく、農業者にとって今回の交流会は非常に良い機会だったのではないでしょうか。
また、このような機会があればお知らせしますので、その時は是非参加をお願い致します!

 

開催に当たり、講演して下さった中村氏、尽力して下さった普及センター始め関係機関の皆さま大変ご苦労様でした!

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