今金発!ニュース
“人参”の施肥試験を行っています( ̄Д ̄)ノ~
2012/10/01
以前に、大根の品種比較試験について紹介しましたが、今日は人参の施肥試験 について紹介したいと思います。
("大根"品種比較試験を行っていますhttps://ja-imakane.or.jp/blog/2012/09/post-61.php)
平成23年度の今金町内の「人参」作付面積は26ヘクタールで、「大根」の41ヘクタールに次いで野菜品目では2番目の面積になっており、大事な作物の一つです。
野菜を作付する目的は儲けることですが、水稲・麦・豆類などの作物よりも人手が必要となり、経費が余計に掛かってきますので、品質の良いものを多く出荷できるしなければ儲かりません。
そこで行っているのが「施肥試験」や「品種比較試験」などです。
「施肥試験」とは、作付品目に対して、数多くある肥料銘柄の中からどんなタイプのものが合うのか、畑にまく量はどのくらいがいいのか、まき方はどの方法がいいのか、などを割り出す為に行う試験のことです。
ざっくりと言うと、肥料のやり方を検討すること。
今回の人参施肥試験でのポイントは「肥料の経費を抑えること」です。
肥料には主に「窒素」「リン酸」「カリ」の三つの成分が含まれていますが、もともと畑に含まれている成分によっては、少なくても良い成分があるので、その成分を減らして経費を節約することができます。
今金町のほとんどの畑では、「カリ」が過剰な状態にありますので、「カリ」成分の少ない肥料を試験しているのです。
●現在使用している肥料 → ASUS082
●試験中の肥料 → UFS500、 Dds509
今のところ、試験結果は良好なものとなっていますが、まだバラつきが見られるため継続的に試験を行っています。
最終的な結果はもう少々お待ちください!