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『檜山農業の魅力再発見!』青年農業者が学習交流会を行いました

2012/01/26

1月26日、せたな町丹羽(にわ)活性化センターで檜山北部青年農業者学習交流会が開かれました。

今回で3回目を迎えたこの学習交流会の今回のテーマは『檜山農業の魅力再発見!』

前回までの2回は、栽培技術などに重点を置いた内容となっていたとのことですが、今回は檜山管内指導農業士・農業士会の皆さんが中心となり、管内で行われている青年農業者の活動報告が中心の内容で、今金町からも青年部員4名・若手JA職員3名が出席し沢山の意見質問が交わされる活発な学習交流会となりました。


青年農業者活動報告

①水稲 溝切り・中干しプロジェクト (せたな町二俣 山口誠さん)

泥炭で水はけが悪く、泥沼田んぼ・高タンパク値となってしまう山口さんの圃場

普及センターの指導等のもと、中干し・溝切りを実施しデータを採取。収量歩留りも改善されタンパク値も慣行区と比べて8.6から8.0への低下を達成したということです。

青年部の仲間3人での取組でしたが、地域の生産者にも波及し地域全体のレベルアップにも繋がることが期待されています。

1年目として様々な考察ができたので、来年以降もさらなるタンパク値の低下を目指して取り組んで行くということです。


②「栽培men」活動報告 (普及センター本所 小澤徹さん)

「栽培men」とは檜山南部の青年農業者の集まった組織で、平成18年に設立され約20名の会員が活動しています。

月に1回は例会を開き、

1.旭川視察  2.朝市への出店  3.江差看護学院での菜園指導

を活動の柱として行っていて

旭川へは「A2(旭川農業青年の会)」という4Hクラブの団体などと交流を中心に、視察などをして明日への営農への活力になっているそうです。

朝市への出店では、江差のいにしえ街道に出店し、旬の野菜を春と秋の2回販売することによって消費者との対面販売で生産へのモチベーションアップへも繋がっているそうです。

最後に看護学院での菜園指導ですが、学院へメンバーが出向き直接野菜の栽培指導をしています。

農業の啓蒙・啓発と農業青年と女性との交流というまさに一石二鳥の素晴らしい取組になっています。


③銘酒「よしこ」誕生物語 (せたな町北檜山区徳島 平野茂泰さん)

旧北檜山町では平成15年に地酒「よしこ」が誕生し、現在も地元の人々に愛されています。

その完成までの道のりを、清酒の源「お米」を生産している平野さんが紹介されました。

「プロジェクトX風」に作られた完成までの道のりを描いた紹介DVDもとてもユニークで、『地元の酒を仲間たちで作りたい!』という平野さんたちの熱い思いもとてもよく伝わってきました。

今金から出席した農業青年も、この取組のパワーにとても感銘して良い刺激になっていたようでした。


④GREEN JAM活動報告 (檜山振興局 井筒充宣さん)

弊JAのホームページでも昨年の様子を紹介させていただきましたが、事務方として大活躍された井筒さんがGREEN JAMの報告を行いました。

もともとの始まりは、共和町の4Hクラブとの交流で刺激を受けた上ノ国町の農業青年たちが『何か面白いことやろうよ!』という気持ちを持った事から始まったこのGREEN JAM。合計250名が参加したこのイベントは、農業青年と女性との交流の場として第1回目としては大成功したと思います。

今年も檜山管内のどこかで実施を模索中ということなので、農業をPRしたい人!農業を知って欲しい人!地域を盛り上げたい人!お祭りが好きな人!彼女・奥さんが欲しい人! 皆で協力してぜひぜひ盛り上げていきましょう! 



 

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