ぴりか物語
2013年 ぴりか物語 今年もいい男しゃくだ!旅立ちの時!
2013/08/12
8月、北海道も夏まっただ中です!とにかく、暑い!!
セミのジージーという声がさらに暑さに拍車をかけています。
うす紫色の花をつけていた男しゃくも、この1か月のうちに収穫の時を迎えていました。早出し男しゃくは、機械で起こしてそれを職人の手で丁寧に掘り起こされるのです。それだけにいもに傷がつかず、きれいないもになります。今金男しゃく職人は「今年もいい男しゃくだ。」と一安心の笑顔をみせました。「掘って4.5日はいもは呼吸しているんだ」と今年のいもを握りしめて、「しっとりしているだろう。呼吸している証拠なんだよ」という。”今金の風”と”職人の技”で、今年の男しゃくは値段もよく、今のところ出だしが好調だという。
大事に育ててきた早出し男しゃくは、農協の選果施設選別箱詰め出荷するのではなく、職人個々の自前の低温倉庫に入れられ、自前の選果施設で選別箱詰め出荷されるのです。大事に箱詰めされた男しゃくは、明日、道外市場へ旅立ちます。
2013年 ぴりか物語 黄金色の”はるこ”刈取りの時!
2013/08/12
8月、北海道も夏まっただ中です!とにかく、暑い!!
セミのジージーという声がさらに暑さに拍車をかけています。
なんと1か月前に穂に花をつけていた青い”はるこ”(春小麦)は黄金色に色づき、太陽の光を受け、キラキラと輝いています。今か今かと準備万端整えて、刈取りの時を待っていました。
一足早く、あきこ姉さん(秋小麦)は刈取りが終わっていました。”あきこ”姉さんは“はるこ”が無事に刈取りを終えられるか心配し、お天気がつづくのを祈りながら倉庫でしばしお休み。
8月8日、ひゅんとしたひげを天にむけている“はるこ”に、その時が来ました。今から収穫がはじまるのです。粒がそろっている“はるこ”。「今年の小麦は出来がいい。」と職人がつぶやきました。“あきこ”“はるこ”ともよく、がんばってくれました!!
芽がすくすくと育っています〜北海道今金町大豆「ゆめのつる」2013生育リポート②〜
2013/07/09
久々に、ゆめのつる生育リポートをお届したいと思います。今回は、先月の6月17日と今月の7月4日の合併ブログとなります。
今金大豆ゆめのつる2013の生育リポート②と宜しくお付き合いください(*^^)v
6月17日は、透き通る青色が眩しいぐらいの天晴な天気となりました。ポカポカ陽気に誘われて、ここ今金町の「ゆめのつる」のほ場に立っております。
青空色と大地色のコントラストが綺麗な一枚を撮ることができました(上の写真)。前回の種まきを終えた大地から「ゆめのつる」の芽も縦一列に綺麗に発芽していて、素朴ながらも心安らぐ田舎の原風景といったところでしょうか。
↓青々しい若い新芽をアップで撮影してみました。
なんだか新芽が蝶々みたいに見えませんか!?はい、見えませんね・・・(笑)
冗談はさておき、今年は播種 期(*種をまく時期のこと)以降、干ばつ傾向であったにもかかわらず、発芽も良好でしっかりと大地に根付き、光合成を葉一面でしているように私は感じました。植物が発芽する条件として、地温と地中の水分が重要で、播種直後の天候で、発芽の良し悪しが左右されるそうです。今年は、雨がほしい時期に雨が少なかったのにもかかわらず、思いのほか発芽が良かったのはおそらく4月に降った雨が土の中に残っていたからではないかと推測している、とのことでした。
ここからのリポートは、7月4日(木)の「ゆめのつる」と相成ります。あいにくの曇り空の天気でしたが、ほ場の大豆は、しっかりと生育しておりました。上段にある写真と比べて、写真一面の緑の多さにすぐ気づくのではないかと思います。
背丈は、私の膝下ぐらい(35cm前後)まで伸びていました。
午前中には、適度な雨が降っていたそうですが、取材時には、すっかり止んでいました。「ゆめのつる」にとっては、恵みの雨だったように感じました。
前回に引き続き、突然ですが俳句を一句詠ませていただきます。
『風薫る めぐみの雨を 愛でる豆』
季語が入ってるので、今回こそは正真正銘の俳句だ!!(前回の川柳は→こちら)、と一人でしっかり実感をして(笑)今金町を後にしました。
実のなり方に驚愕!!〜北海道今金町ミニトマト生育リポート⑤〜
2013/07/08
都会に住んでいると、カラスと鳩ぐらいしか鳥類を観る機会がありません。雀なんて何処へいってしまったのでしょうか!? そんな中、今金町にてツバメを見ることができ、なんだか地味に感動してしまいました。
2013年7月4日(木)今金ミニトマトの生育リポート⑤いってみましょう!!(*^^)v
ミニトマトの枝葉の密度が相当濃くなってきていますねぇ〜。第7〜8花房(房条になった花の集まり)ぐらいまでミニトマトが育っておりました。あきらかに茎がツルのようにうねりだし、小ジャングル化しているように私は感じてしまいましたが、目をよく凝らして見てみると・・・
きちんと一定方向に茎を揃えているようでした。ミニトマト職人の藤倉さんに聞いてみたところ、この作業をしっかりと実施しないと収穫の際に大変なことになるそうです。体に巻き付かれ過ぎてしまい、ビニールハウスから出られなくなってしまうらしい・・・、いや冗談です(笑)
「ミニトマトが赤くなるのは、地面から近い位置からなんだなぁ〜」意外と初知識でした。
しかも、赤くなるのは、房の根元から順番に赤くなるそうです。なるほど・・・
下の写真は、1つの花房に3房もなっているのを発見!!
ブログをご覧のお茶の間のあなたも「なり過ぎでしょ!!(笑)」って感じたのではないでしょうか。商業ベースとしてのミニトマトだから当然だとわかっていながらも、こんなにも沢山なってしまうミニトマトに私は唖然としてしまいました。
今回は赤くなり始めたミニトマトを見ることができ、ミニトマトだけにミニ嬉しく感じました。取材的には1個ぐらい食べてもよかったんじゃないかなぁ〜、と後悔の念を抱きつつ(笑)、今金町をあとにしました。
2013年 ぴりか物語 今金男しゃく。こんなに大きくなっています!
2013/07/05
7月に入って、今金にも本格的な夏がやってきました!今金の鳥たちも夏の日差しのもと思いおもいに力いっぱい鳴いています。カッコー、ピーッ、チュンー!!
今年の春の遅さを挽回して、今金は男しゃくの花でいっぱいです。薄紫の絨毯があちらこちらにしきつめられています。今金に吹く風に、男しゃくたちが得意げに左右に体をゆらしているいつもの風景、緑の葉の中にたくさんの薄紫の花。今年の男しゃくの花は例年に比べとてもきれいな色をしているようです。同じように育てても毎年違いがでるのは、自然との中で作物を育てるむずかしさなのでしょうか、おもしろさなのでしょうか。
種芋をまいてから70日目、花を満開に咲かせている男しゃくを掘ってみました。茎は、今金男しゃくの特徴といってもいいと思うくらい太くてしっかりしています。ずっしりした芋の株を引き抜いてみると、丸々とした7cm前後の男しゃくがすでについていました。もうこんなに、たくさんの芋をつけていたのです。今年も順調に成長していることに、ひと安心。
お天気は人間の力ではコントロールしようがありません。その自然の中で作物をつくるということに、また、作られた農産物に感謝して食べたいと思います(M)