特番ぴりか物語ぴりか物語

2012年 ぴりか物語 5月”里帰りの時がやってきました!”

2012/05/09

  今金に春の風がふきました。

  「ただいま」「おかえりなさい」
  待ちに待った里帰りの時です。

 “男しゃく職人”が丹精込めて整えた畑の土のしとねに、冬の間じっくり休み、十分に日光浴をして糖分を蓄えた今金の男しゃくがお帰りです。土と空気がほどよく混ざり合ってふわっとしたやわらかい土の中で、のびのび根を張り立派な芽を出す時をまっています。「今年もたくさんの花を咲かせ、まるまるに肥った元気な男しゃくいもになるぞ」と意気揚々です。                             
 





    やっと、ふる里に帰ってきた男しゃくですが、安心はしていられません。いつも天気は気まぐれです。5月に入り長雨と、その上、例年に比べ風もありません。じめじめして水はけも悪く、地温が上がりません。芽がちゃんと出るか初期生育が心配です。お天気だけは男しゃく職人たちにもどうしようもありません。平常心で畑を見守る。また、それも男しゃく職人の技のみせどころでもあるのです。

   これから、秋まで幾多の試練が訪れるでしょう。でも、どんな試練にも打ち勝って立派に成長してくれると信じる今金男しゃく職人です。
取材中黒毛和牛の赤ちゃんに出会いました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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