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手作りできたて♪ 女性部が加工品をAコープで販売しました

2012/02/18

 JA今金町女性部の加工グループ「夢工房 手作りの味」の皆さんが18日、Aコープいまかね店で農産加工品を販売しました。

販売したのは、いずれも毎回大好評の「べこもち」「いもだんご」「漬物」前日から販売に向けて仕込みを行い、当日も朝早くから準備が行われていました。

買い逃された方々!次回は売り切れ前に是非お試し下さいね♪( ゚ω^ )b

 

 

 

冬季の時間を有効に! 〜JA今金町青年部〜

2012/02/18

 JA今金町青年部では、初めての試みとして部員のスキルアップを目的に『冬季セミナー』と銘打って2月17日、学習会を開催しました。(参加者総勢25名) 

 

今回の冬季セミナーは2部制で行われ

【第1部】第3回JA職員との懇談会『一から分かる!営農計画書の立て方』

昨年から継続的に実施しているJA職員との懇談会ですが、今回は営農の基礎となる計画書にスポットをあてて意見や質問も交えながら勉強会を行いました。

 

【第2部】『コミニュケーションとリーダーシップ』

一般社団法人 日本経営協会専任講師「石田邦雄」先生をお招きして、これからの青年農業者が学び身につけるべきコミニュケーションやリーダーシップについて講演会を行いました。

一方的な講演ではなく、グループに分かれての討議なども行われリラックスした雰囲気の講演会となりました。講演は午後から3時間にわたって行われましたが、「そんなに長い時間とは感じなかった、あっという間だったね」という参加者の感想が印象的でした。

今回の講演で学んだことが地域や仲間たちにフィードバックされ、良い効果が現れることが期待されます。

石田邦雄先生 

中小企業診断士・社会保険労務士ほか沢山の資格をお持ちで、様々なところで講演を行われています。経験に基づいた役立つお話しを沢山していただきました。

 

グループ討議では皆とまどいながらですが、一生懸命でした。自分や農業について改めて考える良いきっかけが出来たのではないでしょうか。

 

 

 

【「TMRセンター」についての意見交換会】

2月15日には、若手酪農家を対象に青年部の呼び掛けで「TMRセンター」についての意見交換会も実施しました。

自分たちの現状と、これからの酪農の事を考え熱心に意見が交わされました。今後はアンケート調査などを実施しながら、実現にむけて取組んでいく予定です。

意見交換会には若手酪農家11名が参加。関心の高さがうかがえました。

 

 

 

 

 

 

『檜山農業の魅力再発見!』青年農業者が学習交流会を行いました

2012/01/26

1月26日、せたな町丹羽(にわ)活性化センターで檜山北部青年農業者学習交流会が開かれました。

今回で3回目を迎えたこの学習交流会の今回のテーマは『檜山農業の魅力再発見!』

前回までの2回は、栽培技術などに重点を置いた内容となっていたとのことですが、今回は檜山管内指導農業士・農業士会の皆さんが中心となり、管内で行われている青年農業者の活動報告が中心の内容で、今金町からも青年部員4名・若手JA職員3名が出席し沢山の意見質問が交わされる活発な学習交流会となりました。


青年農業者活動報告

①水稲 溝切り・中干しプロジェクト (せたな町二俣 山口誠さん)

泥炭で水はけが悪く、泥沼田んぼ・高タンパク値となってしまう山口さんの圃場

普及センターの指導等のもと、中干し・溝切りを実施しデータを採取。収量歩留りも改善されタンパク値も慣行区と比べて8.6から8.0への低下を達成したということです。

青年部の仲間3人での取組でしたが、地域の生産者にも波及し地域全体のレベルアップにも繋がることが期待されています。

1年目として様々な考察ができたので、来年以降もさらなるタンパク値の低下を目指して取り組んで行くということです。


②「栽培men」活動報告 (普及センター本所 小澤徹さん)

「栽培men」とは檜山南部の青年農業者の集まった組織で、平成18年に設立され約20名の会員が活動しています。

月に1回は例会を開き、

1.旭川視察  2.朝市への出店  3.江差看護学院での菜園指導

を活動の柱として行っていて

旭川へは「A2(旭川農業青年の会)」という4Hクラブの団体などと交流を中心に、視察などをして明日への営農への活力になっているそうです。

朝市への出店では、江差のいにしえ街道に出店し、旬の野菜を春と秋の2回販売することによって消費者との対面販売で生産へのモチベーションアップへも繋がっているそうです。

最後に看護学院での菜園指導ですが、学院へメンバーが出向き直接野菜の栽培指導をしています。

農業の啓蒙・啓発と農業青年と女性との交流というまさに一石二鳥の素晴らしい取組になっています。


③銘酒「よしこ」誕生物語 (せたな町北檜山区徳島 平野茂泰さん)

旧北檜山町では平成15年に地酒「よしこ」が誕生し、現在も地元の人々に愛されています。

その完成までの道のりを、清酒の源「お米」を生産している平野さんが紹介されました。

「プロジェクトX風」に作られた完成までの道のりを描いた紹介DVDもとてもユニークで、『地元の酒を仲間たちで作りたい!』という平野さんたちの熱い思いもとてもよく伝わってきました。

今金から出席した農業青年も、この取組のパワーにとても感銘して良い刺激になっていたようでした。


④GREEN JAM活動報告 (檜山振興局 井筒充宣さん)

弊JAのホームページでも昨年の様子を紹介させていただきましたが、事務方として大活躍された井筒さんがGREEN JAMの報告を行いました。

もともとの始まりは、共和町の4Hクラブとの交流で刺激を受けた上ノ国町の農業青年たちが『何か面白いことやろうよ!』という気持ちを持った事から始まったこのGREEN JAM。合計250名が参加したこのイベントは、農業青年と女性との交流の場として第1回目としては大成功したと思います。

今年も檜山管内のどこかで実施を模索中ということなので、農業をPRしたい人!農業を知って欲しい人!地域を盛り上げたい人!お祭りが好きな人!彼女・奥さんが欲しい人! 皆で協力してぜひぜひ盛り上げていきましょう! 



 

続『恐るべき輸入農産物の実態』 昨年のJA今金町青年部視察の様子

2012/01/25

 昨年12月、JA今金町農協青年部では道外視察研修の一環として、横浜港における輸入農産物の実態を視察を行いました。

その時の様子を一部ご紹介します。(前述の奥村氏に案内していただきました。)

 

広大な敷地の倉庫群の一角に、青いポリ容器が野積みされていました。

 

 容器には「ヒラタケ塩漬」と書かれています。

 これは仮置きではなく、長い場合だと数年間そのまま放置されてから食材として出荷されていくそうです。

 夏場はかなりの高温になるはずですが、虫が湧いたり腐ったりすることは無いそうです。

 

 青いポリ容器のすぐそばには、緑色のビニールで覆われた倉庫がありその中には色々な輸入野菜(漬物の原材料野菜やショウガetc)が保管されていましたが、温度管理はされておらず長い場合は数年間置いてあるとのこと。

 

 少し見づらいですが、写真中央に野良猫が写っています。

 保管されている食品は、出荷先の工場で化学薬品や添加物で綺麗に処理されるそうです。

 

 倉庫内にも、例の「青いポリ容器」が置いてありました。

 

 

 

『恐るべき輸入農産物の実態』 青年部が研修を行いました

2012/01/23

 先週1月19日、道南の北斗市「農業振興センター」でJA道南地区青年部協議会のリーダー研修会が開かれ、各地区の青年部員と女性部員あわせて50名余が参加しました。 


 JA今金町青年部からは仁木儀一部長をはじめとして、5名の部員が参加。研修会では「輸入農産物の実態について」、講師を招き学習を行いました。 

 


 講師の横浜港湾労働組合書記長の奥村芳明さんは、1973年に港湾労働組合の専従となり現在は700名の労働組合の書記長として活動されているそうで、同組合は1984年の外米輸入反対海上デモを実施以来、日本の食料と農業を守るために奮闘してきた組合でもあるそうです。また、「港湾関係物流実態調査研究会」を設立し、輸入食品問題を調査分析し、「恐るべき輸入食品」(合同出版社1986年初版)として執筆。それを映像化したビデオ「それでもあなたは食べますか」が当時大反響を呼びました。

 これまで、輸入食品の講演や港見学を年間100件以上行い、1万人以上の団体の人達と交流・研修を行ってきたそうです。 

 

 講演では横浜港、ひいては日本における輸入農産物の保管実態(主に山菜類等が野ざらしのまま、何年も保管されているなど)にはじまり、食料自給率や穀物自給率、TPP参加の場合の日本の国家安全保障・主権の危機の問題、食品添加物の問題や食品表示の問題、輸入食品の検査態勢のずさんさの問題(ほぼ書類検査のみで、現物検査ほぼ無しという現状)、ポストハーベスト農薬etc 現場の現状もふまえながらのお話しで、大変ショッキングな内容の研修会となりました。

 講演会終了後、出席者からは多くの質問があがり関心の高さがうかがえました。

 TPP問題が具体的になってきている現在、農業者・農業団体として輸入食品の現状はまったく看過できるものではありません。TPP参加の場合は、「非関税障壁」の撤廃という武器で、より劣悪で安心できない食品が私達日本国民の食卓に上ることは明白です。

 ひとりひとりが危機意識をもって「食と農」についてより深く考える研修会となりました。

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