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“土壌診断”受付中!

2012/10/06

農業経営課では、土壌診断”“センチュウ検査”受付しています!

良い作物をたくさん獲るためには、まずは土から!

作物ごとに必要な栄養・pHは異なりますので、現状を把握することが大切です!

また、適正な施肥量とすることで環境保全や経費削減にもなります!

H25年の作付に向けてしっかりと準備しましょう!

 

◎土壌診断◎

窒素・リン酸・カリ等の成分、pH・EC等の検査ができます。※硝酸態窒素は計測できません。

   ■各作物作付圃場の施肥量の目安

   ■育苗土や苗床のpH調整

   ■ビートを作付する圃場 ※必須(畑地の産地資金メニューで必要)

 

◎センチュウ検査◎ 

「ジャガイモシストセンチュウ」及び「ダイズシストセンチュウ」の検査ができます。

シストセンチュウ拡散防止のため必ず受診して下さい!

   ■馬鈴薯を作付する圃場 ※必須(今金町で規定されいています)

   ■ビートの堆積場 ※必須

   ■大豆や小豆を作付する圃場

   ■作業委託する圃場

また、センチュウ検査の他にも、圃場間移動や集荷場を利用の際は車両の足回りを洗浄して下さい!

秋小麦の播種作業中!

2012/10/05

秋まき小麦の種まき作業が進行中です!

 

9月中旬頃から播種作業を行っていますが、天気まわりが思わしくなく、共同利用機械の順番もありますので、中々順調に進みません。

播種は10月3日頃が最終期限と言われていますので、もう遅いくらいですが、少しでも早く終えられるように晴天が続くことを祈りたいものです。

 

今の時期の播種作業で注意したいのは以下のポイントです!

①播種時期  晩限10月3日まで

②播  種  量  10kg/10a (255粒/㎡)

③茎   数  根雪前1,000本/㎡

(以前の記事もご覧下さい「"秋まき小麦"技術講習会が開かれました!」→https://ja-imakane.or.jp/blog/2012/09/post-66.php

西洋ネギってご存知ですか?

2012/10/04

西洋ネギは「Reeks=リーキ」と呼ばれるもので、日本で流通している一般的なネギとは違うものです。

・下仁田ネギのように太い
・輪切りにした断面が竹筒ではなく年輪のよう
・葉っぱが円筒形ではなくトウモロコシのような形
・食味は辛みが少なく加熱されることで甘みが出る

西洋ネギは露地栽培が広く行われていますが、今金町内ではハウス栽培を行っています。

これは、道南農業試験場からの依頼を受けて今年初めて行っているのですが、今金町特産品である軟白長ネギの栽培方法と同じ「ハウス栽培」で行い、品質の高いリーキが栽培できるか試しているのです。

3月頃から播種作業を行っており、昨日待ちに待った初収穫を行いました!

そして、函館の仲卸業者を招いて荷造り方法や取引価格を検討しましたが、どうやら仲卸業者の評価は上々のようです。

ハウス栽培では、柔らかくて白い部分が長いので、消費者に好まれるとのことでした。

函館の流通量は多くないので一日に沢山は出荷できませんが、関東方面では需要のある野菜ということなので、流通量・価格面で今後期待を持てそうです。

 

上の画像は、左側が軟白長ネギ、右側が西洋ネギです。

見てお分かりかと思いますが、葉っぱを切り落とした商品の状態では西洋ネギが格段に短く、そして太いことが分かります。

外国産の西洋ネギは細い缶ジュースほど(5cm程度)あり非常に太く、また、軟白長ネギは緑色の葉っぱの部分まで食べられますが西洋ネギは硬いので好まれません。

 

実際に味噌汁に輪切にして入れて食べてみたところ、太く食べごたえがあるのに非常に柔らかくなっており、美味しく頂けました。

洋食に使われる西洋ネギですが、和食にも活用できそうです♪

小豆の収穫も始まりました♪♪

2012/10/02

他の作物が順調な生育を見せる中ちょっと遅れ気味だった小豆ですが、ようやく収穫の時を迎えました!

けん引式の収穫機械で作業中!
立派な小豆がどっさり!

小豆の収穫作業は、まだまだ始まったばかり・・・これからが本番です。

農家のみなさんは、稲刈り、もみ摺り、イモ選別、小豆刈り、と休む暇なく働いていますが、まだ大豆・ビートなどの収穫も控えており、疲労もピークに達する時期ではないかと思います。

疲れは農作業事故を招く大きな原因です!注意しましょう!

また、近頃は朝夕の冷え込みも段々強くなってきていますので、体調管理には万全を期しましょう!

“人参”の施肥試験を行っています( ̄Д ̄)ノ~

2012/10/01

以前に、大根の品種比較試験について紹介しましたが、今日は人参の施肥試験 について紹介したいと思います。

("大根"品種比較試験を行っていますhttps://ja-imakane.or.jp/blog/2012/09/post-61.php

 

平成23年度の今金町内の「人参」作付面積は26ヘクタールで、「大根」の41ヘクタールに次いで野菜品目では2番目の面積になっており、大事な作物の一つです。

野菜を作付する目的は儲けることですが、水稲・麦・豆類などの作物よりも人手が必要となり、経費が余計に掛かってきますので、品質の良いものを多く出荷できるしなければ儲かりません。

そこで行っているのが「施肥試験」や「品種比較試験」などです。

 

「施肥試験」とは、作付品目に対して、数多くある肥料銘柄の中からどんなタイプのものが合うのか、畑にまく量はどのくらいがいいのか、まき方はどの方法がいいのか、などを割り出す為に行う試験のことです。

ざっくりと言うと、肥料のやり方を検討すること。

 

今回の人参施肥試験でのポイントは「肥料の経費を抑えること」です。

肥料には主に「窒素」「リン酸」「カリ」の三つの成分が含まれていますが、もともと畑に含まれている成分によっては、少なくても良い成分があるので、その成分を減らして経費を節約することができます。

今金町のほとんどの畑では、「カリ」が過剰な状態にありますので、「カリ」成分の少ない肥料を試験しているのです。

 ●現在使用している肥料 → ASUS082
 ●試験中の肥料 → UFS500、 Dds509

今のところ、試験結果は良好なものとなっていますが、まだバラつきが見られるため継続的に試験を行っています。

最終的な結果はもう少々お待ちください!

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