今金発!ニュース
全道JA青年部大会開催!!
2012/12/14
12月6日、7日の2日にかけて全道JA青年部北海道大会が札幌パークホテルで開催され、全道の青年部員約600名が参加しました。
JA北海道青年部協議会会長であります黒田栄継氏の開会挨拶よりはじまった本大会は、初日ではまず後志・根室・十勝・宗谷・空知・日胆の6地区より選抜された部員によるJA青年の主張大会が行われ、それぞれ新規就農するまでの苦労や考え、青年部で取り組んだ新しい活動、経営上の問題をどのように解決したかなど、自らの思いを全国の盟友の前で発表していました。欠点や課題、またそれに取り組んでいく姿勢、そして農業にかける思いが聞けたことは、とても大きな刺激となりました。
そして、道南・釧路・オホーツク・上川・留萌・石狩の6地区により行われた活動実績発表大会では、各地区の青年部が今年どのような活動をしたか、その経緯や結果、そしてこれからに向けての考えが発表され、道南地区からはJA新はこだて七飯基幹支店杉村久幸さんより「地力向上を目指して」というテーマの元、マリーゴールドやヘイオーツ等の緑肥活用、有材心土改良耕の取り組みについて告げられ、注目を集めていました。
さらに、6つのテーマごとに分科会も開催され、各青年部員の皆さんはそれぞれ自分が興味のある分野へ分かれての発表、研修等を受けていました。「新規需要米の現状について」や「ロス低減による経営改善」などの現実的なテーマがある一方で「衛星測位が農業にもたらす可能性」などの先進的なテーマも用意されており、どの分野を受けようか、みなさん大変迷っていたようです。
夜には懇親会の場も設けられました。全道NO1を決めるアームレスリング大会や、熱いメッセージを1分の間に発表する1分間パフォーマンスなどの余興も行われ、会場は大いに盛り上がりました!
▲1分間パフォーマンスの様子です。なんと1分間で丸坊主に!
体張っています((( ;゜ Д ゜)))
2日目には慶應義塾大学経済学部教授である金子勝氏による記念講演が行われました。
「国際情勢と北海道農業の展望」をテーマにTPPに関する問題点や現状、またこれから北海道の農業を考えていくに当たり、「地域分散ネットワーク型」の経営体制の重要性など、分かりやすくも斬新な講演をして頂き、こちらも強い衝撃と共に大きな刺激を得ることが出来ました。
▲講師の金子勝さんです。テレビ番組にも出演しており、見たことある方も多いと思います。
講演の後には全道34地区の青年部が作成したコマーシャルを放映する「1分間CMコンテスト」が開催され、どれも趣向を凝らした作品が数多く発表されました。コンテスト最優秀賞作品はコンサドーレ札幌の試合時にCMとして放映されますので、もし機会があれば注目して見てはいかがでしょうか♪
最後には本大会と銘打ち、北海道青年部協議会の活動経過報告、そして全道JA青年部大会大会宣言、TPP交渉参加断固阻止のための特別決議が行われ、「がんばるぞ!おー!!」のかけ声の下に強い意志と団結を確認し、閉会しました。
北海道全域の農業青年の方達との交流は、普段では得ることの出来ない様々な知識や刺激を与えてくれました。
この大会は毎年行われていますので、参加したことの無い方は是非とも来年は参加してはいかがでしょうか!
絶対に損をすることはないですよ!!
檜山管内施防協地区別課題検討会
2012/12/12
12月7日に檜山農業改良普及センター檜山北部支所にて施防協地区別課題検討会が行われました。
施防協とは、農協(営農・資材)、農業改良普及センター、ホクレンで構成されており、農業生産力の増強・農家経営の安定化・営農技術の合理化を目的とし、効率的な施肥・病害虫防除等の新資材の効果を確認する試験を行います。
檜山北部管内において今年度の試験内容は
① にんじんに対する緩効性・溶出コントロール肥料の効果確認
試験圃 今金町
② 肥効調節型肥料の効果確認(飼料用とうもろこし)
試験圃 せたな町
③ ばれいしょ粉状そうか病に対する効果確認
試験圃 今金町・せたな町
④ 豆類の灰色かび病・菌核病に対する効果確認
試験圃 せたな町
⑤ キャベツ・白菜・ブロッコリーの根こぶ病に対する効果確認
試験圃 せたな町
⑥ 秋まき小麦一年生雑草に対する効果確認
試験圃 今金町
の試験を行いました。
▼試験結果を発表しています。
▼試験結果について協議しています。
その他にも、ホクレン函館支所から新農薬・新肥料の説明等も受けとても勉強になりました。
次年度以降も施防協試験は行っていきます。試験結果については各部会等で協議していただいて、今後の施肥・防除等に生かしていただきたいと思います。
第51回農村女性部文化祭開催
2012/12/10
12月6日、今金町民センターにて第51回農村女性文化祭が開催され、女性部員・いちい会員など総勢48名が出席されました。
開催にあたりJA今金町女性部 部長の岸幸子さんより女性パワーを発揮し、女性ならではの視点と意見をもってさまざまな課題に気づいたり、見直したり、仲間とともに地域に見える活動をおこなっていきましょうと呼びかけられました。
文化祭プログラムとして、午前の部はJA今金町営農部農業経営課課長 佐藤貴弘より「農作業事故防止について」と題し、農作業事故の発生要因や発生時間帯・発生場所など実際に起きている事故の事例をもとに講演をいただきました。
また午後の部では各々趣向を凝らした演芸が披露され会場は大きな拍手で包まれました。
女性部 岸 幸子部長の開会挨拶
笑いあふれる楽しい講演となりました
「このくらい」「ちょっとくらい」が多くの事故を招きます。明日は我が身...
▲カラオケ大会の様子。歌唱力ハンパないです
伊東恵美子さん 津村明美さん
▲演劇の様子です。女性パワー全開でした
最後にみんなで「今金音頭」♪♪
自慢の手芸品、各自持参し披露されました
“ふっくりんこ”どさんこワイドでPR
2012/12/07
稲作部会副会長の吉本辰也さんと我らJA今金町のエース 営農部販売課 藤田倫史係長がどさんこワイド、街角30秒勝負に出演しふっくりんこをPRしました。
このPRは”ふっくりんこ”がゆめぴりかに比べると北海道での認知度が低く、今まで以上に認知度を上げ道内食率をアップさせようという目的で行われました。
当日は北海道地方に爆弾低気圧が押し迫る中での撮影でしたが、皆さんの気合いと熱気で無事に”ふっくりんこ”をPRすることができました。
藤田係長、緊張感がヒシヒシと伝わります。
左は道南で収穫された道南限定「函館育ちふっくりんこ」
右は空知地区で収穫された全道統一の「青色のふっくりんこ」
お気づきですか!?藤田係長が常にカメラ目線なことを...
最後に皆さんで「ヾ(o´・∀・)ノ ふっくりんこー!!」
藤田係長、やってやったぞと言わんばかりのドヤ顔、さすがです∩(´∀`)∩
ふっくりんこは生産者の愛情をたっぷり注いだ、道南が産んだ自慢のお米です。
是非みなさんの食卓にいかがでしょうかo(≧▽≦)┌θ
営農地区懇談会開催
2012/12/05
12月3日〜8日にかけて営農地区懇談会を開催しております。
営農懇談会は情報提供や組合員の皆さんからご意見ご要望を伺う場、また将来を見据えた今後の地域農業を語るなど重要な場です。
今回の営農地区懇談会の内容は
①25年度営農に向けた営農指導基本方針について
②営農指導重点事項
1)一歩進んだ農業生産工程管理(GAP)への取り組みについて
2)土壌診断に基づく効率的施肥への取り組みについて
3)営農懇談会の開催について
4)農業所得向上を目指す相談業務の強化について
5)クリーン農業の推進について
③営農計画書について
④農地台帳について
⑤残留農薬事故防止の徹底について
⑥中山間対象農地の管理について
⑦新たな農業経営指標について
⑧戸別所得補償数量払い、産地資金入金について
とても盛りだくさんな内容です。
神丘高台・トマンケシ地区の懇談会の様子です。皆さん真剣に聞いてます!!
さらには普及センターからの情報提供並びに技術情報
①水稲(直播栽培)の実績報告について
②人参の試験報告について
③飼料用とうもろこし・えん麦の栽培技術報告について
④2013年秋まき小麦の生産に向けての技術情報について
⑤大豆の新品種の報告について
生産者、普及センターの皆さん夜遅くまでご苦労様でした。
今年も残りわずかとなり、来年に向け24年の反省も踏まえ、もう一度自分の経営を見直し、効率を最大限に求め所得の向上を図るようお願いします。
これから本格的な冬を迎えますので、交通事故や体調管理には十分注意し、ゆっくりと今年の疲れをとっていただき、来る25年営農も頑張って頂けるようお願いいたします。
また、今後も懇談会や講習会等を開催していきますので積極的な参加もお願いします。